🌟企業の災害対策はできていますか?
~企業規模別・備蓄品リストで見直す防災体制~
突然の災害が発生した際、従業員と事業を守るために最も重要なのが初動対応です。
その中核となるのが「備蓄体制の整備」です。
中小企業では「何を」「どれくらい」備蓄すべきかが分からず、対策が後回しになりがちです。
そこで今回、企業規模に応じた具体的な備蓄品リストをご紹介します。
事業継続計画(BCP)策定の第一歩として、ぜひお役立てください。
前提(全規模共通)
- 備蓄目安:1人あたり3日分(できれば7日分)
- 保存年数:5~7年が望ましい
- 場所:防災倉庫、ロッカー下、共用スペース等に分散保管
- 管理:年1回の点検+ローテーション管理表
✅小規模企業(〜20人程度)
| カテゴリ | 備蓄品 | 数量目安(20人・3日分) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 飲料水 | ペットボトル(2L) | 120本 | 1人1日3L |
| 保存食 | アルファ米、缶詰等 | 60食 ×3日分 = 180食 | 主食+副食の組合せ |
| 簡易トイレ | 凝固剤・ 黒色45Lゴミ袋 | 300セット | 1人1日5回目安 |
| 衛生用品 | ウェットティッシュ、大判シート | 20~30パック | 手洗い・身体拭き用 |
| 救急セット | 救急箱、常備薬 | 1〜2セット | 傷・火傷・体調不良対応 |
| 懐中電灯 | 手動・電池式 | 10本以上 | 共用で使用 |
| 携帯ラジオ | 手回し・ソーラー | 2~3台 | 安否確認・情報収集用 |
| アルミシート | 防寒・保温用 | 20枚 | 一人1枚 |
| ポリ袋・軍手 | 多用途 | 各100枚・20組 | 片付け・簡易防護にも |
✅ 中規模企業(50〜100人)
小規模に加え、以下の対応が必要になります:
- 分散備蓄(フロア・部署ごと)
- 役割分担(避難誘導・物資配布)
| カテゴリ | 備蓄品 | 数量目安(100人・3日分) |
|---|---|---|
| 飲料水 | ペットボトル(2L) | 600本 |
| 保存食 | 主食・副食・栄養バー等 | 300~350食 |
| 簡易トイレ | 凝固剤・ 黒色45Lゴミ袋 | 1,500セット |
| 救急用品 | AED、複数の救急箱 | 各フロア常備 |
| ライフライン対応 | 投光器・発電機(小型) | 1~2台 |
| 情報伝達 | ホワイトボード・掲示板・伝言カード | 拠点ごとに配置 |
| 衛生用品 | マスク、除菌スプレー | 感染症流行時にも対応 |
✅ 大企業・本社ビル(300人以上)
中規模の備蓄に加え、事業継続を見据えた「BCP対応備蓄」が必要です。
| カテゴリ | 追加すべき備蓄品 | 備考 |
|---|---|---|
| 発電設備 | 中型発電機、ソーラーパネル | サーバー保護や照明確保 |
| 通信手段 | 衛星電話、IP無線、安否確認アプリ | 社内連絡・本社機能維持 |
| フロアごとのBCPキット | 担架・ホイッスル・LEDライトなど | 避難誘導用 |
| テント・毛布 | 避難時の仮眠スペース確保 | ビル内に避難所機能 |
| ガスバーナー・調理器具 | 保存食の加温・調理用 | 防炎安全仕様推奨 |
| パーテーション | トイレや休憩スペースの目隠し | 心理的配慮も必要 |
📝 その他の備蓄リスト項目(規模問わず有効)
- 社員名簿・連絡網(紙でも保存)
- 防災マニュアル/避難経路図
- 会社印鑑や契約書のコピー(重要書類保管)
- ノートPCのバッテリーやモバイルバッテリー
- 車載避難セット(営業職や配送職)
💡 備蓄の管理・運用のポイント
- 年1回の点検(賞味期限・使用期限の管理)
- 防災訓練と連動した「使い方確認」
- 災害マニュアル・社員連絡網の整備
🔍 ご相談承ります
スマイル経営サポートでは、企業様の実情に合わせた災害対策・BCP支援を行っています。
「何を備えればいいのか分からない」「備蓄が古くなっていないか不安」という方も、
お気軽にご相談ください。
次回は、地域に応じた災害リスク別の備蓄リストを紹介します。
📍スマイル経営サポートの強み
実務経験に基づくBCP支援
多くの中小企業で実際にBCP策定やリスク管理を支援した経験をもとに、机上の空論ではなく、現場で役立つ具体的な施策をご提供します。
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社長や担当者のご要望に応じて丁寧にヒアリングし、無理のない支援プランを提案。企業の状況に合わせて柔軟に伴走サポートします。
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